豊洲市場に思う

こんばんは。
豊洲市場が取りあえずオープンしましたね。
しかし、随所に見えるシロウトの設計が目につきますね。
このまま使わなくてはいけないのがかわいそうです。
いかに、業者との打ち合わせが市場なのかが分かりますね。
面積的には、1.7倍にもなったのに、平屋でないために、はしたが大きくなり、
一番大事な業者の床面積が少なくなるという信じられないことが起きています。
でも、このままで営業しなくてはならないのでしょうが、
一番気になったのは、排水関係です。
一番値切ってはいけない部分が排水関係なのですが、それを削ってしまったようです。
今後、この影響が出てきて、後々改修することになるでしょう!
スラブ厚も構造屋から見ると薄かったりと、今後いろいろ障害が出て
きそうな部分も有ります。
排水関係は改修出来てもスラブ関係は回収できないので、20年もすれば影響が
出てきて、築地に戻ることになるかも知れませんね。
あまり関係ないと言えば、関係ないですが、建築の構造屋としては、いろいろ爆弾を
抱えている市場であることは間違いないです。
 道路もそうだし、建物そのものもそうだ。
計画だけ慣れた人が計画したのかもしれないけど、使い勝手の悪い市場は、
のちのち問題が出る。
築地に戻らないことを祈ります。
2018年10月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : こん