錦織がグルビスにセットカウント3-1で勝ち準々決勝へ進みます。
錦織、グルビス共に負傷しながらの試合でした。
グルビスは、現在ランキングは138位ですが、2014年に全仏ベスト4に入り、ランキングは10位に
なったことが有る選手ですが、ケガに泣かされ、500番まで順位を下げて、今回は
予選からの出場です。
今回の大会は、錦織が2セット目に、右腕の不調からメディカルタイムアウトを取り、
トレーナーを呼び、ドクターを読んで、痛め止めを飲んでの試合でした。
かなり厳しい試合を強いられ、辛そうでした。
この故障の原因は、1セット目にグルビスの強烈なサーブを受けて、ラケットが破損したことが
有りましたので、この時に右腕を捩じったのではないのかなと推測されます。
(違うかもしれませんが)
グルビスも3セット目のタイブレーク途中の5-2で、砂に足を取られて、
左足膝を捻ったために、医務室へ行き、治療およびテーピングをして
コートに現れました。
3セット目あたりからグルビスの強力サーブ対策は、錦織がサーブに合わせて
返球することに変えたために、よっぽどいいコースのサーブでない限り返球
できるようになりました。
二人の対戦は、ほぼほぼ互角でしたが、あの転倒で、形勢は錦織に傾き、
4セット目は、6-1でゲームセットでした。
最終的な結果は錦織対グルビスは
4-6、7-6(7-5)、7-6(12-10)、6-1
で錦織の勝利でした。
3セット目、4セット目ともに、凡ミスが有ったので、
錦織の右腕、肘の状態はそんなに良くないかもしれません。
明日以降の腕の状態が心配です。